ユベントスの今夏の補強状況を見る

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さすがにビッグネーム獲得は上手くいかないみたいですね。まだ移籍市場は開いたばかりなのでユベントスのフロント陣には頑張って欲しいです。
カンナバーロが戻ってきてくれたら嬉しいけど、カンナバロは戻る気ないのかなぁ。もし、カンナバーロを再獲得する場合は、彼と相性の良いDFをもう一人獲得しないといけないね。対人プレーに強いDFが良いと思います。カンナバーロは“読み”で守るタイプのDFだから、相方のサポートしながら守るほうが合う。


ビッグネームの獲得もさることながら、若手の獲得にも積極的にならざるを得ないですね。有望なイタリア人の若手を獲得してデル・ピエロの後継者を育てる必要もあると思います。今のユベントスには外部から大物を連れてくるには難があるんで、イタリア人でチームの象徴になる若者の存在は今後のチーム構築の上で非常に重要となるでしょう。


ユベンティーノの私としては一シーズンでも早く優勝を争えるようなチーム力を取り戻して欲しいと思っています。しかしながら、現実的に考えると今夏だけの補強でミランインテルそれにローマのようなライバルと肩をならべるチームを作ることは難しいと言わざるを得ない。
例え、優秀な選手を獲得できてもチームとしての組織の構築にはライバルと大きく差をつけられているから、まだまだ太刀打ちできないのではないかと思うわけです。まして、セリエAは上位から下位のチームまで非常によく戦術的な組織がまとめられており、付け焼刃での組織戦術では勝ち続けることは難しいです。


今夏の補強は、まずはチームの土台となる選手の陣容を早めに明らかとして、ビッグネームの獲得は最後でと考えているべきですね。優秀な選手がいるだけではサッカーは勝てないものなんですよね。かつてのインテルなんかは特にそうでしたから…。でも、今のインテルは中長期的な視野に立ってチーム作りをしてきて、ついにイタリアのトップに返り咲きました。
ユベントスはこれからしばらくは『冬の時代』を迎えそうですが、どうにか耐えながら力を蓄え、いずれはトップに返り咲く!!