一緒にいてくれる人がいるから頑張れる

自分で努力せずにウジウジとしおり、自分の失敗を他人のせいにしたばかりいる人はかっこ悪い。こんな風にのぞみは今回のガマオくんを切って捨てました。のぞみはいろんな人を応援しますけど、ガマオへの発言は彼が敵であることよりも彼の態度にのぞみは完全に怒っていました。のぞみにガツンとやられて更生するようなガマオでもないだろうけど、自分の姿を見つめなおす気持ちがないとガマオはどんどん歪んだキャラになっていくような気がします。
 ガマオに対してナッツは自分の生活のために頑張っていました。何よりもナッツを応援してくれるのぞみやココ達の存在が大きかったと思います。ナッツは頑固で意地っ張りでちょっとした言動や態度にカチンとくるものがあるけれど、ナッツの傍には彼の親友のココがいるのでのぞみ達プリキュア5はナッツを信用し応援しようとする気持ちをもつのだと思います。ナッツは幸せ者です。本当の彼の姿を理解してくれる友達がいるのですから。

  • 腹ペコナッツ

 何も食べないこと二日間。ナッツは登場後、劇中ではどれだけの日数が経っているかは分からないが、今までほとんど食事をしていなかったと考えてよいのだろう。ココが同居しており、彼は親友なのだから遠慮しつつも今の所は素直にお世話になっておけば良いもののと思う。でも、ナッツにはそれさえも自分に許さなかった。大したものだけど、それで皆に心配をかけていてはどうしようもない。ナッツも少しは反省しているかもしれない。
 ナッツは豆大福を美味しそうに頬張っていました。すっかりお気に入りになっていた様子。そのうちこまちの家に買い物にきそう。なお、ナッツは大福をご馳走になったことを借りと思っている部分もあり、またお店の繁盛のアイデアもこまちから出ていることからこまちと何らかのパスが繋がった感じがします。
 こまちとナッツはアイキャッチで一緒に登場することから何らかの関係をもつのかと思っていましたが、少しずつ劇中の中で二人の距離が縮まっていくのでしょうか。

  • 口こみとマスコミ

 ナッツハウスを宣伝するためのかれんの作戦。着眼点は良かった。プリキュア5も全員やる気満々になりましたが、勢いだけでどうにかなるほど宣伝および営業は上手くいくものではない。それが素人ならば尚更だろう。
 こまちのように宣伝の内容をきちんと伝えられなかったり、かれん、のぞみやりんのように強引に宣伝活動を進めたりしていてすぐに結果を得ようとして宣伝に失敗していたと思います。もっとじっくり宣伝戦略を練らないといけなかったし、最初は小さな活動でも地道にやることの大切さを分かっていなかった。口こみも地道ではあるがアプローチの仕方が強引過ぎたんですね。うららによるマスコミ宣伝はまだまだうららのネームバリューの低さゆえに成功せず。まあうららがメジャーになるのはこれからですから。
 一方、こまちのチラシ配り作戦は基本的な宣伝活動でした。でも、手作りのチラシであり、温かみがあったと思うし、チラシをもらった人達も少しは読んでみようと考えたのではないだろうか。それに素敵な男性と可愛らしい女の子達によるチラシ配りも店の良い宣伝になっていたと思います。特に二人の男性のうちの一人による宣伝活動はさらなる宣伝媒体を動かすに至った! 言うまでもないサンクルミエール通信であります。この新聞は編集長の嗜好が大いに繁栄されるものらしいが…(爆)

  • チラシ作りワイワイ(^▽^)ノ(^▽^)ノ(^▽^)ノ(^▽^)ノ(^▽^)ノ

 ナッツハウスでのチラシ作りの場面は何か一つのものを皆で作るという面白さや楽しさが溢れていたと思います。きっと皆で試行錯誤して完成させたんだろうなと伝わってきました。一枚完成後にまだ作らねばならないことを知った時ののぞみの憔悴しきった表情がチラシ作りの大変さを物語っていましたね。また、この時の表情はヒロインらしからぬ面白いものでしたね(笑)
 プリキュアは5人おり、それぞれ一人一人にスポットを当てていくのは困難であるかもしれない。でも、彼女達が皆で一つのことをやり遂げていく姿は見ていて微笑ましいし、仲間の大切さを伝えていると思います。なお、5人いればそれぞれが絡み合う人間の関係も複雑化し、プリキュアならではの『ふたりは』という部分も見えてくる気がするんですよね。まあ見る側の視点で楽しみ方もずっと広がっていくのでしょうね。

  • ピンキーがお店をお手伝い!

 先日のネットの記事で情報は出ていたので知ってはいたけれど、こんなにも早い登場になるとは思ってなかった。すぐに出てくる内容だったからネットの記事になっていたのかも。
 今後もいろんなピンキーが可愛らしい活躍をするとキャッチュやコレットを持っている人達は楽しくなるでしょうね〜♪

  • ガマオ、誇りを持て!

 ガマオはまだ一つのことを極めていない。バイトであっても与えられた仕事に誇りを持って仕上げてみろ。そうすれば何かが見えてくるかもしれない。正義の味方と戦っていて何も学び得ないのはほとんどの悪役のほぼ常である…。

  • ブンビーさんの報告書

 上の人は下の人を庇ってあげることも必要だと思う。上が自らの保身のためにだけ行動するようでは下のものもその行動を真似するもの。ブンビーさんの部署にまとまりはない。いよいよ破滅がブンビーさんに近づいてきた。
 ナイトメア。この組織だけはアニメの中にあって何とも現実的なのか。

 この新聞はスポーツ新聞的な要素があると思う。面白いけどね。週刊○○みたいでもある。
 今回のナッツ様の記事には前回同様に非常に熱意を感じさせるものがあった。その熱意は瞬く間に学生達に飛び火した。報道の力とは恐ろしいものよ。
 そしてそんな記事を書かせてしまうナッツの魅力もまた恐ろしい。

  • 女子率高し

 サンクルミエール学園は女子校だろうし女の子ばっかりなのは分かっている。しかしながら、何とも女の子の集団パワーというものには圧倒されるものがある。ナッツハウスに押しかける女の子の大軍はもの凄い激流のように見えちょっぴり後ずさる思いだった。
 そんな女子の群れに爽やかな笑顔で対応するイケメンナッツ! このイケメン只者ではない。

  • 次回は気球デート

 のぞみとココ。なにそこ、抱き合ってんの! もっとやってよし!(笑)
 なんだか頬を紅く染めてたりしているのぞみが可愛いですね。さすが正ヒロイン、一番良いところはしっかりもらっていくようです。
 また、次回予告の台詞から推察するとのぞみが目指す夢についてのお話になるのかなと予想しています。最初からここまで突っ走ってきたのぞみ。いつも元気で明るく一生懸命。そんなのぞみが悩みの表情を第一話ぶりにみせるのか!? ひょっとしたらココにとっても大きな見せ場かも。それと同時にたくさんの敵も作りそうだけどね、ココは。