下級生プリキュアを支える上級生プリキュアとなるのか？

うらら曰く、下級生のプリキュア達は「やすらぎ」や「知性」という感じではないらしい。うららなりに自分自身と一つ年上の先輩たちを観察して出した結論なのでしょう。現時点でののぞみ、りん、うららに「やすらぎ」や「知性」のイメージがないのは確かだけど、ファンにとっては少なくとも「やすらぎ」を与える可能性はあると思います。まあ彼女達はそんなことを知る由もないのだけど(^▽^)

人に「やすらぎ」を与えたり、「知性」というか「知識」を与えられるのは年長者の役割であることが多いと思います。のぞみがこまちとかれんへのイメージは彼女達二人が自分よりも年上だからということもあるでしょう。頼りがいのあるお姉さんとも思っているのかも。普通ならば近寄りがたい先輩たちに真っ直ぐに向き合ってお願いができるのぞみは凄い子である。

ここまでのプリキュア5では下級生達が順次プリキュアに変身して勢いのままに活躍しています。次々襲い掛かる刺客もしっかりと退けています。でも、彼女達の背後は完全に隙だらけでもあります。今の所はプリキュアの攻勢はナイトメアを圧倒しているものの、今のような直線的な戦いではいずれ攻勢は限界に達する可能性が大きいです。ドリーム、ルージュ、レモネードだけは猪突猛進型の戦いしかできそうもない。そこで彼女達をサポートし、時には指揮するような上級生のプリキュアとしてキュアミントとキュアアクアの存在がポイントになってくるでしょう。下級生プリキュア達も上級生プリキュアが一緒にいることで安心感も出てくるだろうし、今まで以上に思いきって戦えるようになると思います。
無論、プリキュア5には上下も関係ない仲間同士であるでしょうけど、それぞれ役割分担がありプリキュア5というチームの組織をより効果的に機能させる役割が上級生プリキュアとなるこまちとかれんなんじゃないかと考えています。
こまちやかれんがのぞみ達から受ける好影響は目的に向かって前進する勢いとか勇気だと思います。上級生ともなるとなかなか思い切った行動を取り難くなるものだと思いますが、元気いっぱいの後輩達と一緒ならばちょっとばかり縮こまっている元気や勇気が出てきて、希望とか情熱とかがこれまで以上にもてるようになるに違いない。そして後輩達は先輩達から大人になっていく上での振舞い方などを学んでいくのでしょうね。

とはいえ、「やすらぎ」とか「知性」とかいうイメージは少なくとものぞみとりんにはやっぱりまだまだ似合わないかな(^▽^)。うららは演技力向上のためにそういったイメージを醸し出せるようになると良いのだろうけど。