第36話感想

舞の絵(あるいは芸芸術)の才能は誰もが認めるところです。文化祭のシンボルモニュメントデザインに抜擢されたことに異論を挟む人は好くなかったに違いない。舞の仕事がスムースに進むように周囲はできるだけ良い環境を整えようとしていました。でも、それがかえってさらに舞にとって大きなプレッシャーになってしまいました。期待の度合いが高いとそれに答えようとして実力を発揮できないことってありますよね。舞もその例外ではなかったわけです。こんなときはどうしたらよいのか?その解決手段を咲が示してくれたと思います。
 
 もちろん、咲も舞の仕事に期待を寄せ、いつも以上に応援していました。そして舞のプレッシャーも大きさも理解し、励ましてあげてもいました。でも、ただ「頑張って」というだけでなくて、舞に信頼を寄せることで、舞が素直に実力を発揮できるための心の平安を与えていました。咲は舞にいつも絵を描いている気持ちを思いださせました。大きなプレッシャーを背負った人には仕事に集中できる気持ちにさせてあげることですね。仕事をするのは本人なんだけど、信頼を寄せいつでも支えてくれる(または支え合える)人がいることがとても重要だと思います。

 さて、咲のおかげで舞は自分の気持ちをちゃんと表現しましたね。「咲いつもありがとう。これからも一緒に高く飛ぼうね」というメッセージが含まれたモニュメントになりました。これには、舞の咲への気持ちが大きく含まれているわけで咲が舞の気持ちを一番感じたわけなんですが、あのモニュメントを見たみんなが誰かと一緒に頑張ることの大切さ尊さみたいなことを感じたんじゃないですかね(*^▽^*)


*今日の前半部分で確認取れなかったのですが、今回の夕凪祭にはメインテーマがあったのかなと。実は今日は前半部分の録画に失敗しました。テレビデオの内臓時計が15分ほどズレてた…。先週日曜日の停電が原因だと思います。油断しました…orz



1.曇りがちな舞の表情
 放送前半部では、一瞬一瞬ではあるんだけど、舞の表情が曇る影が差す場面がありました。あ〜、相当プレッシャー感じてるなぁと思いましたね。
 これまでずっと一人での活動ばっかりで、気楽に絵を描けていたのに今回は依頼されて絵を描くわけだから戸惑いもあったんでしょうね。そこから不安感が募ってきてスランプ状態になってしまったんじゃないかな。
 そんな影の表情も咲太陽に照らされたらなくなってしまった。咲太陽の力は偉大だ。それが分かってないのは太陽本人だけなのだろう。光り輝く存在はどうやったら自分自身が輝いていることに気づけるのだろうか?


2.咲の経験
 先週の咲の経験が今回の舞を助けることに繋がりましたね。気持ちを高めることは良いのですが、意識過剰になってしまうとやっていることがチグハグになって実力を発揮できないんだね。そんな咲が立ち直れたのは泉田先輩や篠原先生が咲を信頼して気持ちを落ち着けさせました。今回は咲が泉田先輩達の役目を舞に対して果した感じなのかな。
 今回の出来事で、咲と舞の心がぐっと近づきましたよね。咲と舞は言葉を交わして気持ちを伝え合えってた。互いの態度で相手の気持ちが伝わるのも良いし、とか「一緒に頑張ろう」とか「一緒にいたいよ」とか言い合える友人がいたら幸せですよね。


3.ホラーハウスづくり
 文化祭ではクラス全員でとか、部活でとか、その他に友人同士で参加、あるいは個人で参加するとか形式は違えども、参加することが一番楽しいですよね。
 咲のかぼちゃ仮面づくりは、かなりひっちゃかめっちゃかで大変そうでしたね(^▽^)。こんな風にドタバタしていても少しずつ完成させていくのが面白いんだよな。かぼちゃ人間、バンパイア、魔女、その他にはどんなキャラを作っていたかしら。”また見てね”から察するにフランケンシュタインやデビルもいるような感じかしら。


4.グデグデ筋トレ好きー(笑)
 登場回数を重ねることに脳筋ぶりが明確化されてきている気がしますね〜(^▽^)。真面目すぎるんだな、きっと。礼儀正しいようでいて、自分のことばかり押し付けてくるから嫌われちゃいそうで可哀想。誰か、彼のカチコチの脳みそと信念を解きほぐしてやってほしいね。モエルンバあたりと一緒にコンビを組めば少しは柔軟になるんじゃないかと思います。健太&宮迫みたいに名コンビになるかも、キントレスキー&モエルンバ。

 今回のキントレスキーが考えた作戦なんですが、『咲の作ったかぼちゃ仮面を盗んで舞の所に来れば咲もやってくるから、そこで二人を一網打尽にしよう』作戦だったんでしょうかね?あんまり作戦になってないような・・・(笑)。やっぱり慣れないことはさせないほうが良いですね。キントレスキーに苦手なことをさせたアクダイカーンに敗退の一番の原因がありますね。


5.猪突猛進ウザイナー
 「道ってのは、俺が走った跡にできるんじゃ〜!」とでも言いそうな感じで森を切り裂き突っ走っていましたね。その分だけ、ウィンディの風攻撃でぶっ飛ばされる姿にはちょっと笑ってしまいました。「う、ウザ〜」とか言ってたかな。


6.来週は文化祭本番
 ホラーハウスは完成せず、健太&宮迫の漫才コンビも決裂の危機。
 本番直前までイベント準備の調整は続くものですよね。なかなか落ち着かなくて大変だと思います。でも、仕事をやり遂げるまでには大なり小なりの危機の連続だと思います。どんように咲達が危機を乗り越えていくのでしょうか?