忠猫

delcalcio2006-09-26

第33話では、コロネの過去についても語られていました。家族についてのお話がしばしば入ってくるのがS☆Sの特徴ですね(^▽^)


コロネは咲がトネリコの森で拾ってきたわけなんですが、捨て猫だったんでしょうか。そのわりには人に慣れていると思います。野良猫は結構人に警戒心を持つのではないかと思うんですよね。でも、コロネは咲に優しく抱かれてPANPAKAパンに連れてこられました。これは、咲が必死にコロネを助けようとする気持ちをコロネには分かったからだと思います。純粋な咲の気持ちがコロネには通じていたんでしょうね。だから、コロネは咲に危機が迫ったときに助ける行動を取ったのだと思います。
今日の日記のタイトルに「忠猫」と書きましたが、あのとき*1に咲を助けたのはご主人様を助けようとした忠猫として行為というより“友達”を助けようとした行為だったのだと思います。まぁ、コロネはもう5年も日向家にお世話になっているので忠猫としての振る舞いもあるとは思いますけどね。それでもコロネは日向家の一員だし、キントレスキーに対して威嚇の態度を取ったのは家族を護ろうとする家族意識からくるものでしょうね。


コロネは自分が家族に愛されていることをよく知っていると思います。だから、この家での自分の役割をよく自覚して自分のできることを一生懸命にやっているのではないでしょうか。それらの一つがお店の前で寝ているように見えて番犬ならぬ番猫をすることだと思います。コロネはとても愛嬌のある可愛いニャンコなので誰もコロネを警戒することはないかもしれません。でも、それはコロネが怪しい人物を騙すための作戦かもしれないですね〜。能ある猫は爪を隠すって感じかな?(笑)


今回物語の中で改めてスポットの当たったコロネなんですが、これまでにも可愛らしい描写が多々見られるように思います。結構みのりとのセットの絵が多い気がしますね。
1.みのりがネコジャラシを持ってコロネとじゃれている。
2.みのりに抱っこされるコロネ(俺と代わってくれコロネ!(マテ
3.みのりの足に擦り寄るコロネ
他にあるだろうけど、思い出したのはこんな感じかな。コロネとみのりはPANPAKAパンの可愛いマスコット的存在だと思います(^▽^)


こんなにも可愛いコロネでも怖い表情を見せるときがある。でも、それは大切な家族を護るための戦いにおいてでした。S☆Sの物語では大切な人のために頑張るという行動や気持ちが大きく全面に押し出されていると思います。このことは人間達だけではなくその他の動物達にも広がっていくようでしたね。
では植物は?これはすでに大空の樹が存在しますね。樹は何も語ったりはしないけれど、咲達の知らない時間的感覚で街やそこを含むある程度の領域を護っているのかもしれませんね。


写真
京都の伏見稲荷大社の千本鳥居内の一枚です。千本鳥居を巡っていますと、ある休憩所(お店)の前でニャンコがたくさん寝そべっていました。お店の飼い猫だったのかもしれません。あまり人を怖がりませんでした。特に子猫は私を興味深そうに見ていました。可愛かったなぁ*・゜゚・*:.。.(*´▽`)パァァ.。.:*・゜゚・*:

*1:初めてPANPAKAパンにやってきたとき