白い巨人が追いついてきた(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル !!

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20070514-00000019-spnavi-socc.html


バルセロナは調子が上がらないまま今シーズンの終盤戦を迎えた。これが今シーズンのリーガエスパニョーラの混戦を引き起こしたといえる。バルセロナは強い!しかし、いつでもトップレベルを維持できるわけではないということだ。
バルセロナには大きなエクスキューズがあると思う。それは今シーズンがワールドカップ後であったこと。我々一般人でも何か大きな仕事を終えた後は気が抜けて上手く物事を運べないように、肉体的にも精神的のも世界トップレベルのアスリート達であってもワールドカップで消耗すれば今までどおりのパフォーマンスを疲労できないのは容易に想像できよう。各国の代表選手が集まっているバルセロナが勝ちきれない試合や、いくつかの重要な番狂わせを演じられてしまったこともバルサの選手達が疲れを未だに引きずっている証拠である。


しかしながら、バルセロナはさすがに良く戦っている。これにいささかの疑問をつけるとすれば、昨シーズンまでのような組織的なサッカーができていないことだ。昨シーズン、バルセロナのサッカーはハイレベルの個人プレーが連なって究極の組織プレーを生み出していたと思う。でも、今は個人プレーだけ頼った局面局面だけの戦いをしているのではないだろうか。バルサの選手達もなかなかプレーが繋がらずにずっとイライラしたシーズンだったのではないかと思う。むろん、他チームにサッカーを研究されたことも低調なバルサの原因ではあるのだが。


バルサがあまりに絶不調であったため、ライバルのレアル・マドリーも不調ながらもバルサに追いつくことができた。ひょっとしたらレアルがバルサから優勝を掻っ攫っていくかもしれない?
伝統的にレアルは優勝争いにおいて終盤戦での粘りは驚異的であるらしい。しかも、今のレアルの監督は張結果至上主義者のカペッロだ。カペッロがレアルの選手達に闘争心を植えつけて最後の戦いに望んでくるだろう。さらに、レアルは過去3シーズンタイトルから遠ざかったままだ。レアルの選手もサポーターもタイトルを渇望している。これはレアル・マドリーという白い巨人を大いに奮い立たせ、鼓舞する要因となる。
このような勝利に飢えた巨人をバルサは最後に振り切ることができるのだろうか。バルセロナには底力を見せて欲しいと思う。



あ、セビージャを忘れてた。バルサ対レアルの傍で漁夫の利をしめそうなのがセビージャですね〜。どうなることやら?