絵の力

 舞が絵を描き始める切欠は両親との絆を大切していたからなんですね。一日の出来事を絵に描いて両親に伝えていたんですね。絵には描いた人の気持ちがよく表現されるものだし、言葉だけでは伝えられない気持ちも分かってもらえることもあると思います(^▽^)
 

 上手い絵は、描き手の気持ちをより正確に伝えることができることは確かだろう。形式的に描かれた絵の場合は上手いとは思っても後々まで心に残ることはないんだろうとも思います。絵を描く時はどれだけ気持ちを込められるかが大事なんでしょうね。一見は下手くそな絵でも凄く印象に残る絵はたくさんありますよね。そんな絵を描きたいね。


 思えば、絵を描くことと言葉を話すという行為はどちらが先に発生したものなんでしょうね。絵の方がより直接的な感情表現だろうから、まずは絵を描くことが発達したのでしょうかね。でも、絵が下手だと情報を正確に伝えるには物足りないし、そこで言葉が必要になっていったのではなかろうか。
 言葉の発達が世代間の情報伝達のスピードと正確さを飛躍的に上昇させたらしいが、絵は一目見れば情報が伝わることがあるし、重要な情報伝達の手段ですよね。テレビの映像もある意味では絵ですよね。現代社会では「絵の力」は非常に重要ですね。言葉とか文字とかよりも絵の方が人の関心をよく引くと思います。今の情報伝達はまずは「絵」からですね。絵である程度の説明やら情報を与え、その後に言葉で詳しく論証していく感じなのではないだろうか。だから、絵だけ見て全てを分かった感じになってはいけない。十分に絵から感じたあとはよく言葉にも耳を傾けるべきだろう。
 いろんな絵が溢れているからこそ、それらの絵の真意をより深く感じ取ろうとする気持ちが大切だと思います。私も完成を磨かないと…。