新生日本代表

今晩は、新しい日本代表の試合をテレビ観戦しました。召集されたメンバーは全て国内リーグの選手でしたね。どの選手も立派にプレーしていたと思います。監督もジーコからオシムに代わり、チームには新たな競争意識が芽生えだしてきているのかもしれませんね。しかし、まだ新生日本代表の初戦ですので、勝ったという結果はポジティブに受け取るとしてもそれ以上のことはそう意味をもたないでしょうか。
だれが監督になるとしても最低限行わなければならないのはチームを作っていくことです。代表監督はセレクター(選手選び)とトレーナー(戦術的指導)の両方の力が必要だと思います。オシム監督はトレーナーとしてJリーグでジェフ千葉を強豪チームにまで押し上げました。また、90年W杯では旧ユーゴスラビア監督として実績があり、セレクターとしての経験もあると見て良いと思います。オシム監督に求められるのは確固たるプランに基づいたチームを可能な限り完璧に構築することです。このチーム作りの完成度が低いと良い選手が揃っていても結局は烏合の衆で終わるはずです。
中田英寿が代表を引退し、他のドイツW杯を経験した選手達にも疲労が見られます。そんな中でオシム監督は新戦力の発掘と新しい戦い方を示して代表選手の競争意識を高めていかなければなりません。日本のサッカーファン、ひいては日本国民を惹きつける代表チームを作るには確固たる信念を持ったチームを完成させなければならない。


私は新しい日本代表に大いに期待したいと思います。オシム監督の言っている考えるサッカーというのはプレーの連続性を重視しようということだと思います。ただ一つのプレーをするために考えてプレーするのではなくて、一つ一つのプレーがどのように繋がっていくのかを考えてプレーしろって言ってると思うんですよね。このためにはもっとサッカーを知らなければならないと思います。私もサッカーの知識を集めるだけでなくてもっと実地あるいはテレビでもサッカーの試合を見て勉強したいですね。