両方とも悩む

満と薫は少なからずプリキュアとの戦いの悩みをもっていました。第21話でも戦闘シーンに入るまで、満と薫は何かにつけて戦いを先延ばしにしていました。もし、彼女達が本気になればいつだって咲と舞を戦闘に引き釣り混むことができたでしょうからね。でも、それはできなかった。なぜなら、満と薫にはプリキュアと戦うことに対して躊躇いや疑問があったからだと思います。


さて、ここまでは満と薫が戦うことへの意義について悩んできたわけなのですが、第22話では咲と舞も悩みの世界に入ってしまうようですね。舞は、満と薫の正体に疑念を抱くことになってしまいました。現時点では満薫と戦わなければならないという気持ちはないと思われます。満と薫の正体を知ってショックであることが大きいからです。ショックが和らいできた時に満と薫と戦うことに対して思い悩むことになるでしょうし、そのときには咲も一緒に悩むと思います。
きっと咲と舞は満薫と戦えないという結論に達すると思います。でも、戦わなければフラッピ達の世界を救ってあげることができない。プリキュアの戦いは護るための戦いだと思うので、護る者がいるならば戦わなければなりません。満薫との戦いは咲と舞にとってこれまでで最も大きな困難と試練となると思います。咲舞は彼女達だけでこの困難を乗り切ることができるでしょうか?それとも誰かにアドバイスを求めたりするでしょうか?


何か困難に直面した時、それを解決するためにまずは自分自身で悩み、考えてまずは解決に向けて行動してみることが大切だと思います。でも、その時にこの困難は自分ひとりでの力ではどうにもならないと思うこと、または気づくことも重要だと思います。自分だけで解決できるかもしれないけど、他の人に助けを求めることでより上手く解決できるかもしれませんからね。


咲と舞も誰かに相談するかもしれないけど、その前に彼女達は一人ではなくて“ふたり”でいることができるので、彼女達は“ふたり”で悩んで今の困難に立ち向かっていくと思います。この困難の先にどんな未来が待っていても“ふたり”だったらきっと大丈夫なはずだから。