舞とチョッピ

舞はチョッピが抱いていた寂しさや不安の気持ちを十分汲み取ることができなかったことを悔やんでいましたね今回の舞は実際にチョッピの異変に気がついているようでした。チョッピのことを気遣って話しかけていましたよね。舞はチョッピを心配していた。だからなおさら、十分チョッピをケアすることができなかった自分を責めたのでしょうね。


チョッピは舞、咲、フラッピに心配をかけたくない気持ちから無理をしていました。チョッピ本人から悩んでいることを話してくれないので手助けをするタイミングを失ってしまうものですよね。しかし、チョッピは無意識に「不安なの。辛いの」というサインを出していたと思います。もし、そのサインに気づいているのならば、思い切って助けの手を差し伸べることが大切ですね。
また、チョッピは舞に不安な気持ちを打ち明けようともしていましたね。タイミング悪く、言い出す機会を逸してしまったのですけどね*1


チョッピはちゃんと舞のことを信頼している。舞もチョッピを信頼している。だって彼女達は友達だからです。何も言葉で言わなくても分かっていたことです。それでもやはり言葉で伝えてくれると嬉しくて安心できるんですよね。絆も強くなるはずです。第12話のラストでは、咲、舞、フラッピそしてチョッピの絆がまた強まったとても印象に残る場面でした。このときに彼女達と彼は友達であること、大切に思っていることを伝え合いました。「これからもずっと一緒だよ」という言葉は安心感を与えてくると思います。そこに自分の居場所を見つけられるからだと思います。


舞とチョッピはあまり社交的とはいえないように見えるのですが、外から触れられると少しずつ心を通わせてきてくれますね(^▽^*。舞がチョッピの気持ちを十分に汲み取れなかったのはまだチョッピとの間に十分な関係ができていなかっただと思います。12話の中ではなんどか舞とチョッピのすれ違いがありましたね*2。一つ目は舞がチョッピに絵の題材について相談したときで、もう一つは舞が絵を描くのに集中してそわそわして何か言いたそうなチョッピに気がつかなかったときです。舞もチョッピもそれぞれが自分のことに集中してしまったために起こったすれ違いでした。先週のあの朝の咲とフラッピのすれ違い(誤解)は随分と騒がしいものでしたが、舞とチョッピは静かなすれ違いでした。
今回のことで舞とチョッピの距離は今までよりもずっと近くなり、気持ちを素直に伝えることや汲み取ることができるようになったと思います。互いに成長したのではないかと思います(^▽^)


「心に残った風景」という美術部の課題として、舞は想像の「泉の郷」の絵を描きましたね。
舞とチョッピの心に残る大切な風景、あの金色に輝く海。それがアイデアとなって、最終的に泉の郷の風景を描くことになったのかもしれませんね。あの日、家に帰ってから舞とチョッピはいろんな話をしたのかな。舞はきっとちょっぴから泉の郷の風景を聞きながら絵を描いたのだと思います。この絵はチョッピを元気付けることにもなったんですよね!
舞の絵はとても温かいです。それでもやはり、今回はチョッピを優しく抱きしめて語りかける姿が何より素晴らしかった。チョッピも素直に舞に泣きすがる姿に心打たれました。お互いに心を通わせた舞とチョッピはこれかもずっと友達です。そして、もちろん、咲とフラッピともずっと友達です。プリキュアとしての運命に引き寄せられた彼女達・彼はずっと近い関係になりましたね!
さぁ、では次の段階に進むとしましょうか(^▽^)!

*1:舞のお母さんが部屋に入ってきた

*2:仲が悪いという意味では決してない!