第11話感想

咲とフラッピの心温まる話でしたね〜(id:delcalcio:20060418)。咲とフラッピがとても愛おしく思って放送当日の

うちに二人を描いてしまったほどでしたから(^▽^* (id:delcalcio:20060417)
咲とフラッピはもう大分仲の良い友達になってきてるなと思いました。結構遠慮せずにストレートな発言をしてま

したよね。遅刻した朝のやりとりも本気で怒ってるんだけど、嫌味なところはなくて「もう、まったくぅ!」って感じ

で真正面からの文句でした。喧嘩しないで〜(≧_≦)と思うんですけど、最後はちゃんと仲直りしできて、より一

層互いを好きになることができたと思いますね〜。
舞とチョッピも咲とフラッピを心配して仲直りをするアドバイスやシチュエーションを整える活躍を見せました。特

に舞はサポート能力が目立ちますね。彼女は相談役として非常に頼りがいがあると思います。ひょっとしたらこ

れはお兄さんの和也の影響なのかもしれませんね。まだあまり登場回数が多くない和也お兄さんの舞へのア

バイスは優しくて的確で相談する側はとても安心させられるし、やる気もでるんですよね。舞の活躍の裏に和

也お兄さんの存在ありでしょうか。次はいつ登場するかなあ〜?


咲とフラッピのやりとりに感動させられましたが、咲のお母さんのエピソードも見逃せないところですね

(id:delcalcio:20060421)。咲の小学校入学直後のことや今回咲が風邪を引いたときに看病してくれる場面など

お母さんの優しさも溢れていましたね。
咲はフラッピを看病してあげた時に「困っている人を助けるのは当たり前だよ」と言っていましたが、このような

言葉が自然に出てくる咲はとても心の清らかな子ですね。きっとお母さんやお父さんからそのようなことを幼い

頃から聞かされたり、実際に両親が困った人を助けるまたは助けられる姿を見ているんでしょうね。



さて、ここから先は若干脱線気味に感想を述べていきます。多分脱線というより感想から考察への完全な路線

変更かも〜(^▽^)


咲の小学校時代の話が出てきたことで思い出しました。今週はここまでこの幼き頃の咲について一言も触れて

なかったんですよね〜(爆)。おお〜、なんとも可愛らしいなあと思いました。今のみのりは当時の咲よりは年上

っぽいし、やっぱり小学校3年生くらいですかね。
で、この小学校入学時の咲なんですが、回想の最初の場面では凄く笑顔でこれからどんなことが起こるんだろ

うと期待に胸を膨らませている感じでした。でも、教室で授業を受けているときに幼い咲はふと不安に襲われた

のでしたね。知らない人ばかりでもなかっただろうけど、知らない環境に入ったことに漠然とした不安を感じた

んですよね。そして大泣きしちゃってましたね(^_^*
でも、不安を感じて我慢するよりも思い切って泣き出したことが良かったんだと思います。不安な気持ちを心に

溜め込むのは体に悪いからです。それでもやはり泣いてばかりではいけませんね。泣き続けているのも体にわ

るいでしょうからね。そんなとき、お母さんが笑顔の咲の顔のアップリケ入りのタオルを作ってくれたんですよね

。これは咲がいつも笑顔を忘れないようにというお母さん、お父さんからのメッセージだったんだと思います。あ

と、手作りの物を持たせることで咲を安心させようと思ったのかもしれませんね。ほんと、咲の両親が娘達に砕

く心に感動しっぱなしです。どこの親も本質的には同じ気持ちなんだと思います。


咲がこの幼き頃の自分のエピソードを話し始めたキッカケは、フラッピが緑の郷へやってきてからのことの回想

話を聞いてからでした。
私はS☆Sのストーリー展開はじっくりゆっくりと降り積もる堆積物のように緩やかに感じています。たった一話に

いろんな要素を押し込めることで登場人物のキャラを素早く確立させるという側面があると指摘されているもの

の、全体的にはいろんな出来事がゆっくり積み重なっていくそんな感じを受けています。
だからでしょうか、私も咲と同様にフラッピの回想を聞いていてもうS☆Sも11話なんだなあ。ここまでいろいろあ

ったなあとか思い返しました。少し前のことを振り返ってみると見落としていた何かに気づくこともあるでしょう。

また当たり前だったことに気づくこともあるでしょうね。
咲はフラッピと仲良く共同生活をするようになってるけど、今回は改めてフラッピは他の世界の住人であることを

確認したようです。「私たちと一緒にいることで私たちの世界のことをもっと知ってもらいたい」と咲は言っていま

した(id:delcalcio:20060419)。いくら仲良くなってもまだまだお互いに知らないことだらけ、だからお互いをもっと

知りたいと思う。自分を知ってもらいたいと思うんですよね。これは咲とフラッピのことだけじゃなくて、舞とチョッ

ピにも当てはまるし、何よりも主人公の咲と舞の関係だってそうですよね。そのうち、きっと咲と舞はお互いが

自分をどう思っているのかという不安な気持ちに襲われるかもしれませんね。そんなときも一緒に励ましあって

より一層絆を深めることになったら素晴らしいですね(^_^*
こういう話はまだまだ先かなあ〜。積もり積もった気持ちがいつ形として見えるようになるか楽しみですね。