ベスト16、好勝負続く

オランダ対メキシコ。
オランダはこれまでどおり5バックで臨む。メキシコが積極的に攻め込み、オランダを上回る展開。後半開始早々にメキシコのドス・サントスのゴールでメキシコが優位に立つものの、オランダはシステム変更で4−3−3に。このシステム変更が試合終了直前の同点ゴールと逆転ゴールにつながった。スナイデルのシュートは凄かった。また、オランダ監督ファンファールの戦略と戦術がここまでズバリ的中し、オランダ選手たちもよく応えている。オランダは上がり調子だ。謙虚さを失わなければ、まだまだいけそう。ロッベンさんもワールドカップモードでこちらもまだまだいけそう。
メキシコは追加点を奪いたかった。オランダの戦術変更によって、思った以上にオランダにたたみかけられなかったようだ。対戦カードによってはいつでもベスト8は狙えるチームだ。今回もワールドカップを盛り上げた。

コスタリカギリシャ
好調のコスタリカが退場者を出し、後半ロスタイムに同点ゴールを許すものの何とかしのいでPK戦で劇的勝利。エースのルイスは技ありゴールを決めて好調なチームのシンボルであり続けている。試合の展開ではコスタリカはやや窮屈そうだった。同じ守備重視のカウンタースタイルのチームはやりずらかっただろう。次の相手はオランダ。本来のオランダの戦い方ならばコスタリカはやりやすかったのだろうが、今回のオランダは違う。ベスト8でのオランダに対するコスタリカの攻め方に注目だ。
ギリシャは先制されるも最後まであきらめず、劇的な同点ゴールを決めた。延長戦で攻め続けるものの逆転ゴールを決められなかったのは無念だったろう。ギリシャの闘争心は古代のギリシャ戦士の様そのものだった。今後も粘り強く、ワールドカップに出続けそう。