予想通り?想定内?

 アズーリコスタリカに敗れる。
 前日の懸念が大当たり?嫌な予想は当たるのか。
 冷静に試合を振り返ると、アズーリのフィジカルコンディションに対してコスタリカのほうは上回っていた。コスタリカは攻めに人数をかけないが、攻めに転じる動きはアズーリを度々危機に追い込んだ。ゴールを奪われなかったものの、アズーリはかなり振り回された。また、アズーリが攻める際はボールホルダーに対して少なくとも3人があたりにきていた。
 今のアズーリに超ワールドクラスのアタッカーはいない。バロテッリに期待しているが、彼は単独でドリブル突破で違いを作るタイプではない。選手交代ではいったインシーニェとチェルチのドリブルは決定的な違いになりえなかった。コスタリカ戦は現アズーリの攻撃力のひとつの限界をみせた。最も、大会前からわかっていたことであるが。
 今回の敗戦はコスタリカを賞賛すべき。アズーリは前半に得点するか、0−0で後半につなぎたかったか。自らの戦い方を一貫して通すて上手くいったコスタリカ。自らの戦い方を封じられたイタリア。
 イタリアはウルグアイとの第三戦にグループリーグ突破をかける。ウルグアイもコンディションを上げてきている。ここぞの勝負強さをみせてほしい、アズーリフォルツァアズーリ!!