リッピはデルピエロの最大の理解者

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20081117-00000006-spnavi-socc.html

最近、デルピエロアズーリに召集されていない。とても残念なことだけど、これはデルピエロが衰えたからではない。何よりも今シーズンのデルピエロは好調でユベントスの戦いを先頭に立って牽引している。
デルピエロ自身はアズーリへの情熱を語っており、2010年のワールドカップの舞台に立つことをアズーリでの目標としている。まだまだアズーリからの引退は考えていないようだし、アズーリそしてその若手選手にとってもデルピエロのような模範となるベテラン選手は必要だろう。
デルピエロアズーリに召集されないのは現監督のリッピがデルピエロの実力をよく理解しているからだ。リッピはデルピエロがワールドクラスのサッカー選手へと導いた指導者だ。リッピが誰よりもサッカー選手としてのデルピエロの実力を理解している。それならば、リッピは常にアズーリデルピエロを招集すべきかもしれない。しかし、デルピエロもベテランの域にあり好調と言えども連続的にアズーリに召集された場合の疲労を無視することはできない。また、リッピがデルピエロを今のアズーリにおいてどのように起用するべきかを明確に決めているならばデルピエロを何度も召集してプレーを確認する必要なあまりないように思える。上述したようにリッピはデルピエロの特性を良く理解しているからだ。
デルピエロファンとしてはアズーリでプレーするデルピエロを見たいし、アズーリでの活躍を願っている。でも、今のデルピエロには今のデルピエロで現在のアズーリでの活躍の仕方があるのだと思う。きっと重要な試合では、デルピエロアズーリに召集されるに違いない。