ミランの監督

2006-2007欧州チャンピオンズリーグを制したのはACミランでした。過去5シーズンで3度目の決勝進出、そのうち2回優勝しています。ミランは7度のチャンピオンズリーグ優勝となります*1。国際舞台でのミランの強さはイタリア国内でずば抜けていますね。私が応援するユベントスも強いですけど、国際舞台ではミランの後塵を拝する感じです。悔しいですね〜。


ミランの強さは、数多くの優秀な選手を揃えており、それに高い完成度を誇る戦術的な組織力とコンディション管理力に裏付けられている。この二つの“力”を支えているのが監督のカルロ・アンチェロッティです。彼の執筆しているコラムをサッカー雑誌のワールドサッカーダイジェストで読んでいますが、非常に分かりやすい内容で、難しい戦術などの基本的な考え方も学べます。また、そのコラムの中では彼が指揮するミランについても言及されており、今シーズンではミランは後半戦*2は前半戦の遅れを取り戻せると書いてありました。休みの間のフィジカルトレーニングを効果的に行うことで後半戦はずっと安定したパフォーマンスをミランは披露していました。そのなかで、ミランは一気にチャンピオンズリーグも制覇してしまったわけです。
アンチェロッティのような頭脳明晰で、選手とも充分な信頼関係を築ける監督がいるのはチームにとってとても心強いですね。こういう監督だからミランのようなビッグクラブでもう6年も監督を続けていられるんですね。一度ならず解任の危機もありましたが、その度に逆境を選手と共の乗り越えてきた感があります。
そんなアンチェロッティの去就が注目されてもいます。来シーズンもミランで指揮をとるんでしょうかねえ?

*1:チャンピオンズカップ時の優勝回数も含む

*2:クリスマス休み後