虚無からの誕生

delcalcio2007-01-10

滅びの世界の支配者が命を生み出した。
満と薫は自分達を生み出してくれたアクダイカーンに感謝し、ある種愛しているのかもしれない。でも、アクダイカーンはそうではなかった。
アクダイカーンには何かを生み育てることの意義を考えることはない。生み出してもそれは破壊の世界、滅びの世界を作るための手段や道具でしかない。今、このことに対して満と薫はプリキュアとともに激しく抵抗している。満薫は虚無から生み出されたが、今は命をもって生まれきたことに非常に大きな意義を感じている。生きる目的があるとき生命をもの凄い力を発揮する。それが正しい方向にむけられるならば尚更だろう。