不安なのかい？

もし今の自分のことに不安ならそのことを信頼できる人に打ち明けることができるかな？
ここ3話分のプリキュアでは満と薫が自分達の未来について悩む姿がとても印象に残ります。ダークフォールだけに身を委ねている時は自分達の未来のことなんて考えもしなかったんだよね。そういうことを考える必要もなかった。だって、未来はすでに決まっていると分かっていたから。でも、今は違う。満と薫は他の世界に自らの意志で踏み出したことによって未来を決める自由を得ている。その代わり、未来の自分達への不安も生まれた。

運命は変えられる。未来は自分の力で切り開く。こういう気持ちは誰しもが持っているに違いないけど、常に不安が付きまとうものだと思う。この不安を自分だけで解決する努力が必要だ。そしてその努力を誰かが評価し、応援することも必要だと思う。

満と薫が自らの未来に対する不安を咲と舞に打ち明けない(られない)のが観ていて心苦しく思います。満と薫は咲舞が示してくれた未来への希望や絆とかをしっかりと胸に刻んで頑張っていると思うんですが、まだまだほぼ完全に心を寄せるとか重ねるとまでには至っていないですよね。
満薫の悩みは大人の悩みにみえます。それを咲舞が上手い具合に汲み取れずにいるのではなかろうか。咲舞が満薫の悩みを共有し、それを自分にもありえることだと改めて考え、共に手を取り合って一緒に悩みを解決するようになる感じなんですかねぇ、今後は。