どうか安らかに…

祖父が亡くなりました。
それほど頻繁に会えることはなかったけれど、会うときはいつも気をかけてくれました。また、会えないときでも気にかけてくれていました。
私がお酒を飲める年齢になってからは数えるほどしか会えなかったように思います。お酒が好きだった祖父と杯を交わすことができなかったことを今とても残念に思います。


こんな時なのに、こんな時だからこそ急いで駆けつけなければならないのに、今の私は…目の前にある一つの仕事を終わらせることなしに祖父に会いに行くこと、見送ることもできません。
でも、祖父ならきっと、今目の前のことから目を逸らさずにしっかり立ち向かえと言うと思います。だから、私は今やるべきことをしっかり仕上げようと決意をあらたにしました。


これが終わったらきっと…。







生きとし生けるものには必ず最後が訪れる。その最後は安らかなものであったらならば、それはとても素晴らしいことなのではないだろうか。私もそんな風にしてこの浮世の最後を迎えたいものです。
でも、まだまだ私にはやりたいことが残っている。そのためには今を生きる!