どんなものにも命は宿ってる

咲の父、日向大介(以下、咲父)は娘に「どんなものにも命は宿っている」と教えてきたようです。第1話では、この咲父は故障しがちな車であっても家族のようなもので捨てられないと言っていました。物持ちが良いというべきのような気もしますね。


咲は咲父の教えを受け入れているように思えます。特に、車のような人工物ではなく大空の木という植物に接している時の咲の表情は自分よりもずっと長生きしてきた命に触れて安心している感じがします。
咲は大地の子なんですね。生命は地上から生まれたと考えれれていますしね*1。地上で育まれて生命はやがて大空にもその活動範囲を広げていきました。それが鳥類ですね。
大空を自由に飛び回る鳥は優雅ですね。そんな鳥も安らぎを得ようとする時は地上に降りてきます。地上に返ってくると言ったらおかしいかな?

*1:地上といっても海の中ですね。波打ち際の水溜りに中という説もある