プリキュア思考Part3

delcalcio2005-09-16

プリキュアを見続けてだいぶ経ち、もう違和感も何もないのですが、やはり光の使者『キュアブラック』というのはどうなのなのかとふと思います。単純に“白”に対して“黒”なのでしょうか?
白に対して赤(紅)かなとも考えてのですが、白と赤だと敵対関係あるいは競うものというイメージがあるかもしれません。黒と白も相反する対立するものと考えることもできますが、ここは全く逆のイメージ、真逆のものと捉えればどうでしょう。プリキュアのOPテーマの中にも『真逆のキャラでも相通じてる〜♪』という歌詞がありますから、プリキュアの主題にぴったり!だから、黒と白なんでしょうかね。しかし、女の子アニメで黒とは…、やっぱりキュアブラック人気が低いのは色にも関係あるんだろうか。キュアブラックのリボンやその他の装飾はピンクや赤で統一されて色的にはキュアホワイトよりも華やかだと思います。それとも、色よりもビジュアル的に女の子にはピンとこないのかな。
キュアブラック美墨なぎさ、外見はボーイッシュだけど中身はとても女の子であり、このキャラはキャラ自身が自分または周囲の人々に真逆のイメージを持たせているようです。なぎさは非常に繊細な心の持ち主でアプローチを間違えれば闇側に引き込まれるような危険性もあると思います。プリキュアという作品が子供向けなので、なぎさの本属性が変わるような展開はまずはないと思いますが、なぎさが闇側のターゲットになった時がプリキュアの最大のピンチになるかもしれませんね。キュアホワイト雪城ほのかにピンチになったパートナーを窮地から救うことはできるか…、そんな展開のエピソードもみたいなぁ。
あー、そうだ、似た様な状況が映画版でありましたね。ダイヤモンドラインを魔女に最初に奪われた時、全て自分の責任だと言って涙を流したブラックをホワイトが元気づけた場面です。ホワイトが『私はブラックを信じている!』と力強く言ったときにそれを聞いていたブラックがとても嬉しそうだったのは印象的でした。