移籍金

サッカー界のバブルは今から3年ほど前に崩壊した。
それまではサッカーの試合中継に関するテレビ放映権よって多大な収益を期待することができました。その収益を各チームは大型移籍に使用してきたわけです。
4年ほど前のジネディーヌ・ジダンユベントス(イタリア)からレアル・マドリー(スペイン)への移籍金は91億円でした。とんでもない金額ですよね〜。
その後、前述したようにバブルが弾けてこんな移籍金が飛び出ることはなくなりました。
しかし、まだ推定の域をでませんし、おそらくは成立しない移籍なのですが、イングランドチェルシーというチームがACミランのエースストライカーのシェフチェンコ(ウクライナ)に111億円という移籍金を提示したそうです。驚きでしたねぇ。まだ、こんなお金を出すことができるのかと・・・・。
チェルシーのオーナーであるアブラモビッチ氏はロシアの石油王の一人なのです。かなりの資産を持っており、オーナーになって2年の間に400億円近い資金をチーム強化につぎ込んできます。1年に複数の選手を獲得するのに200億円の資金を使ったこともあったはずです。今回のシェフチェンコの移籍に提示した移籍金は111億円ですからこの時に使用した金額の半分以上ですね。たった一人の選手にそんなにお金をかける必要があるのか疑問です。チェルシーには既にワールドクラスの選手が大勢いるのに…。もちろんストライカーも揃っています。
どうやら、来シーズンに向けての移籍市場もチェルシーは大いに話題を提供してくれそうです。楽しみですが、あんまり好き放題にやり過ぎてはほしくないですね〜。